アメリカの大学のカタログ(Catalog)について 〜大学の全貌が丸わかり!〜
どうも、しんです。
1年目の秋学期が始める前に最後の更新をしたのち、放置しまくっていました....
で、秋学期が無事に終わったので、またブログを再開しようと思ってます。
というわけで今回は、海外大受験の大学調べで避けては通れない、University Catalog について紹介していこうと思います。
- Catalog について
- Catalogの読み方
- 読み進め方
- 〜項目別解説〜
- About the University ★★★
- Calenar ★
- Admissions ★★★
- Academic Regulations and Procedures ★
- Financial Information ★★
- Student Life ★
- Specialized Academic Opportunities ★
- General Education ★★
- Degrees and Programs ★★★
- Minor Courses of Study ★★
- College of Arts and Science, Aviation, Business, Engineering ★
- Undergraduate/ Graduate Courses ★★
- Professional Programs, Faculty and Administration, Archive ★
- まとめ
- 終わりに
- 編集後記
Catalog について
Catalogとは何か
アメリカの大学は、大学のホームページにカタログを公開しています。このカタログというのは、その大学のほぼ全てーー大学の歴史、キャンパスライフ、授業料、学部、授業など...ーーを説明している小冊子のことです。
単にCatalog と言ったり、Course Catalog と言ったり、Academic Catalogと言ったり、表現はまちまちですが、とにかくCatalog と表現するのは共通です。
また、毎年更新されるのも特徴です。
例えば、僕の通っているEmbry-Riddle Aeronautical University (エンブリーリドル航空大学)では、2021-22 Daytona Beach Catalog となっています。
Daytona Beachとは、デイトナビーチ キャンパスのことです。キャンパスが複数ある大学は、カタログがキャンパス別になっていたりしますが、内容はほとんど一緒です。
まぁ、簡単に言えば、このカタログを参照すれば、その大学のことが丸わかり! なわけです。
Catalogはどこで手に入れるの?
調べたい大学のホームページに行って、Catalog と検索すれば出てきます。ダウンロードも印刷も無料でできます。
- Catalog
- Academic Catalog
- Undergraduate Catalog、Graduate Catalog
- 2021-2022 Course Catalog
こんな感じで調べてみてください。
ちなみに、スマホよりも、PCで見るのがおすすめです。
(てかぶっちゃけ、海外大受験の準備をスマホでやるのは限界があると思う...)
具体例として、エンブリーリドルのを載っけときます。(スマホでみた時)
大学のホームページに行って、検索欄から、Catalog と検索します。
検索結果にCourse Catalog というのがでてきます。これをクリック。
すると、2021-2022 の大学カタログが、キャンパス別に出てきます。
Catalogはいつ読むの?
海外大受験を検討し始めたら、受験する大学を決めます。ある程度、受ける大学が定まってきたら、その大学のカタログを読みます。
受ける大学のリサーチ → カタログを読む
この手順の繰り返しです。
もちろん、カタログだけで決めるっていうわけではないですよ^^
他の様々な理由が重なり合って最終的に受ける大学を決めるからです。ただ、アメリカの大学受験における大学調べの過程では、必ず通る道だと思います。
時期で言うと、高2までには一通り目を通しておきたいところです。高3を本格的な受験勉強に当てる必要があるので。
とか言っときながら、僕が志望大学のカタログを読み始めたのは高3の時でした。海外大受験は準備が命なのに、サボっていたおかげで、高3から準備と受験勉強を並行して行っていたので、超絶ストレスフルな生活をしていたのを覚えています。
で、最初のうちは、カタログを読むのに、まぁ一苦労するわけです。専門用語があるは、量がめっちゃ多いはで、日本人泣かせの曲者ですよねw
どのくらい読めばいいの?
気になった大学のカタログは、時間の許す限り、積極的に読みます。
例)10校受ける→10校分のカタログを読む
ってことです。
(もちろん、カタログを読んだ上で、受けない大学も出てくることだって、あると思います。)
え、読むのに自信がないんだけど...
大丈夫!
このブログでは、どうやってカタログを読み進めていくかを解説します。
最初のうちは、グーグル翻訳(ページ全訳機能)の活用がおすすめです。
テクノロジーの恩恵に預かって時短しよ〜ぜ〜 VS 何言ってんだよ、英語で読まなきゃ!
この2つの思いで板挟みになる高校生多いんじゃないかな^^
慣れるまでは翻訳機能を使って、慣れてきたら、英語でトライしてみる。これでいいと思います。
最初のうちは、結構時間かかります。慣れてくるとあっさり読めます。
ちなみに英語で読むレベルなれば、パッパッと斜め読みしていって、重要なところを気合い入れて読む、みたいなテクニックが自然と身に付きます。これ、意外と重要なんですよね^^
まとめ
- Catalog:その大学のほぼ全ての情報を載せている。
- 量が尋常じゃないくらい膨大。専門用語のオンパレード。
- 高2の終わりくらいまでには目を通しておきたい。
- 最初はグーグルのサイト内翻訳→慣れてきたら英語でトライ
- PC環境必須
Catalogの読み方
読み進め方
ここからは、カタログの読み方を解説していきます。また、PCでの作業を強く推奨します。
まず、大学のホームページでCatalogと検索して、目当てのカタログのページに行きます。
ダウンロードしてもいいし、その場での閲覧でもokです。ここからは、例として、エンブリーリドルのカタログを紹介します。
大学によって、項目は多少異なりますが、重要なことはどの大学も共通で掲載してます。
項目に沿って読み進めていきます。
最初は一通りざっくりと見る→次は重要なとこだけ見る、てな感じで読み進めていきます。
特に重要なところは印刷しておいても良いかも。
〜項目別解説〜
★ 見なくてok
★★ 重要。見といた方が良い
★★★ 超重要。絶対見とくべし(どの大学にも共通する)
About the University ★★★
「うちはこんな大学ですよ!」っていうのを簡単に説明してます。大学が作られた経緯とか、その大学の歴史とか、その大学のミッションとか。
その大学に関しての、大まかな紹介です。
調べたい大学のカタログを初めて見る時、その大学について知りたい時は、じっくり目を通しましょう。
Calenar ★
ぶっちゃけ見なくていいですw
アカデミックカレンダー;授業の開始日とかが乗ってます。
強いて言えば、何セメスター制かの確認に使うくらいかな?
Admissions ★★★
出願タイプ、出願の期限、出願に必要な書類(詳細も含め)、出願料金、どうやって出願するか、とかが載ってます。
マジで重要。
(一応、これらのAdmission情報はCommon Appのダッシュボードからでも確認できます。)
学部生、院生、留学生別にまとめてあります。
このページだけ印刷しておいて、大学別にストックを作っておくのもあり。
Academic Regulations and Procedures ★
受験準備の段階では見なくていいです。大学に入った後のほうが、参照することが多くなります。
内容は、校則みたいなものです。
評価の仕方、専攻を変える手順、ダブルメジャーについて、、、など。
ちなみに、エンブリーリドルは航空系の大学なので、フライトのこととかも載ってます。
まぁ、とにかく、高校生のうちは、見る機会はないと思います。
Financial Information ★★
授業料、支払い手順、支払い期限、などが載ってます。
受ける前に一応見ておこう。あとは受かってから考えよう。っていうスタンスでいいと思います。
Student Life ★
キャンパス内の学生生活についての情報です。
あんまり、当てにならないです。
ちなみに、キャンパスライフは大学のホームページなどでも確認できます。学生寮とかを確認できます。(まぁ、こちらも、あまり当てにはならんのだが...)
キャンパスライフは、そこの大学にいく人に直接聞くのが一番だと思います。
Specialized Academic Opportunities ★
付属の語学学校、ROTC(米軍の予備将校育成の訓練過程、日本人は対象外)、留学制度(アメリカから他の国の大学への留学)とかについての情報です。
General Education ★★
一般教養の授業(Course)、必修単位とかを、確認できます。
どんな授業(Course)をその大学が学生に提供しているのか、を確認しておくと、後々便利です。
Degrees and Programs ★★★
学位、専攻についてです。大学でどんな専攻(学位)があるか、を確認できます。その専攻(学位)についての大まかな説明も載ってます。自分がやりたい専攻の他に、どのような専攻があるのかについても、見ておくべきです。大学によってバラエティが豊富です。
学位を取るのに何単位必要か、も確認しておきましょう。
ほとんどのアメリカの大学は120単位前後ですが、トップレベルになると、150とか180とかになってきます。
Associate:準学士号、日本でいう短大てきな学位。通常、2年間でとる。
Bachelor : 学士号、大学の学部過程の4年間でとる、B.S.が理系、B.A.が文系。
Master: 修士号、大学院の過程の2年間でとる
Doctor, PhD: 博士課程、大学院
ちなみに、エンブリーリドルのパイロット養成過程の専攻は、B.S. Aeronautical Science です。授業でフライト(飛行訓練)をして、FAAライセンス(自家用、計器、事業用など)を取得します。
Minor Courses of Study ★★
副専攻についてです。副専攻で何が選べるのか、を確認できます。
例えば、フライト(Flight) を副専攻に選ぶことが可能です。フライト訓練をして、FAAライセンスの取得が可能です。この学校ならではの副専攻です。
College of Arts and Science, Aviation, Business, Engineering ★
College というのは学部のことです。University(大学)の中にCollege(学部)があって、その下にMajor(専攻、学位)がある、的な感じです。
日本語に訳すと...
College of Arts and Science 教養学部
College of Aviation 航空学部
College of Business ビジネス学部
College of Engineering 工学部
ちなみにB.S. Aeronautical Science はCollege of Aviation に属しています。
ところで、アメリカの大学受験は、学部別の試験、というわけではないので、気にしなくていいです。大学に入ってからも、学部を気にしたことはあまりありません。重要なのはMajor(専攻)です。
Undergraduate/ Graduate Courses ★★
Undergraduate (学部課程), Graduate (院)で取れる全ての授業です。
大学がどんな授業を学生に提供しているのか、これは受ける前に絶対に確認しておいた方がいいです。
提供される授業は、その大学の特色があります。
- エンブリーリドルなら飛行訓練の授業がある、など。
- ブラウン大学には、他人を誘ってデートすることができたら、追加の単位が出る授業がある(マジで)、など。
大学に入った後にも、どんな授業があるかを確認する際に、このページを見たりします。
ちなみに、飛行訓練(ちゃんと単位でますw)はFlight Airplane、フライトの座学はAeronautical Scienceです。
Professional Programs, Faculty and Administration, Archive ★
これより後の項目は(大学の役員、連絡先、過去のカタログのアーカイブなど)、見なくてもいいです。
まとめ
とにかく、カタログで重要なのが、
- About the University 大学について
- Admissions 出願要件について
- Financial Info お金
- Degrees and Programs 取れる学位と専攻について
- Courses (General Education含め) どんな授業があるのか
この5つです。それ以外は気になったら見る、くらいで大丈夫です。
終わりに
大学カタログを見るのは、決して簡単な作業ではないです。でも、大学を知る上では、超優良な情報が無料で手に入る絶好の機会です。
ついでに言えば、受験のモチベ向上、情報処理能力の向上、英語力向上、など、様々な恩恵があります。
「こんなんやってるの、俺ぐらいじゃね? さすが俺だわ〜」
っていうくらいの気持ちで、根気よく粘り続けることが大切です。
編集後記
大学1年生の秋学期が終わって、冬休みに入りました。僕はキャンパス内の寮で新学期まで過ごす予定です。で、冬休み=クリスマス休暇なので、アメリカ人の学生はみんな帰郷しちゃってます。キャンパス内はマジで誰もいないし、食堂も開いてないし、なんかもう、ねぇ。。。
てな感じですw
それではまた!
自宅からアメリカの大学への長旅(2) 羽田空港〜ダラス・フォートワース空港
どうも、しんです。この記事を書いている最中に、新しいルームメイト達がやってきました。これから12月までの約3ヶ月間を共に過ごす仲間達です。非常に楽しみです。
今回は、羽田からダラスまでの旅について書こうと思います。(相変わらず写真があまりないのが残念です。)
飛行機に搭乗し、席に座ると、粋なbgmがかかっていました。いや、もう、たまらんww
余計に興奮してきます。
出発時刻まで時間があったので、トイレに行っておきました。
余談ですが、飛行機のトイレないには、必ず灰皿があります。これを装備していないと、飛べないらしいです。
もちろん当たり前ですが、機内は全席禁煙です。
で、なぜあるかというと、どうしても我慢できずに吸ってしまう人が、い兼ねないから出そうです。
ちなみに、トイレ内には煙探知機があり、「ちょっとだけ💦」というのも通用しなさそうですw
運行中にタバコから火が燃え移ったらヤバいですしね。。
雲の上はこんな感じです
肝心の、機内食などの写真は撮り忘れましたw
訳13時間のフライトでしたが、終始、爆睡でしたw
寝て起きたらダラス・フォートワース空港に到着した、そんな感じでした。
ダラスに着いた時は、膀胱が破裂しそうで、真っ先にトイレに駆け込みました。
トイレを済ませたら、入国審査を済ませました。そして、ゲートを潜った先のベンチにドスンと腰を下ろした僕は、アメリカにきたことを噛み締めて、将来の抱負を自分に語っていました。
しかし、これから始まる地獄のような激闘を、この時の僕はまだ知りませんでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
といわけで、今回はここまでです。前日までの疲労と、フライト疲れで、写真をとるのを完全にスッポかしていました。後でブログにしようと思っていたのにw
次回は、空港での地獄の激闘を綴ろうと思います。お楽しみに!
追記:機内食が美味すぎて涙。まじで神。
自宅からアメリカの大学への長旅 (1)羽田空港編
どうも、しんです。今回は、羽田空港からエンブリーリドル航空大学までの長旅を記していこうかなと思います。
フライトスケジュール
07/02 10:35 羽田空港
↓
07/02 午前中 ダラス・フォートワース国際空港 到着
↓
07/02 13:15 ダラス・フォートワース国際空港
↓
07/02 16:00 デイトナビーチ国際空港 到着
*ダラス以降の正確な時間は覚えてないw
家から羽田空港まで
朝食を爆速でかっこみ、シャワーを浴びて、そして、出発までの約1時間で荷詰めをしました。
というか、前日まで、ぼけ〜っとしていたので、当日の朝にキャリーケースを引っ張り出すという体たらくぶりwww
ケースに入りきらなかった物は、後で親に送ってもらうようにしましたw
家を出発したのは朝の6時半くらいでした。その日の朝4時まで普通にオンライン授業を受けていたので、出発の時点でかなり疲れていました。
タクシーで新宿バスターミナルに行き、そこからバスで羽田まで向かいました。
バスの中ではもう爆睡です 笑
羽田空港第3ターミナル
羽田空港の第3ターミナルの様子です。コロナ禍なので、人が全くいなく、閑古鳥が泣いていました。
セキュリティーチェックを抜けたあとに、ご飯を食べたり、思い出の写真を印刷したり、機内用の歯ブラシセットなどを購入しました。
搭乗口での出来事
正直、それまでの昼夜逆転生活のせいで、かなり疲労が溜まっていたので、空港や飛行機内では、ほとんど写真を取っていません。そんな余裕なかったですw
なので、搭乗口でのちょっとした出来事を綴ろうと思います。
僕が搭乗口付近の椅子に腰掛けていると、何やらごつい制服を身に纏った男の人たちがやってきました。3人組のアメリカ人男性(白人)です。実は、僕が乗った飛行機はアメリカン航空だったので、周りにもたくさんの外国人がいましたが、彼ら3人の雰囲気は周りの旅行客とは一味違いました。
目つきが、仕事モードです。
彼らが転がしていたキャリーバッグに目を落とすと、[FedEx crew] のダグが備わっているではありませんか!
そうです。彼らは、世界的に有名な貨物航空会社、FedExのパイロット達だったのです。
しかも、僕の座っているすぐそばで、仁王立ちしていましたw
「か、かっけ〜〜〜!!」
思わず心の声が漏れそうになりました。が、流石に、声をかける勇気などはありませんでした。(まぁ、彼ら、仕事中ですので。。。)
そして、一つ気づいたのが、彼らが頑なに席に座ろうとしなかったことです。目の前の席が空いているのに、座らないで立っているのです。リュックも下さずに 笑
彼らはお客さんのために、席を開けていたのです。実際に、あとから来た旅行客の人達に席を譲って(?)いました。
さすがはプロだな、と思いました。お客様第一で行動する心がけに惚れました。
自分だったら真っ先に座っていたかもしれませんw
その後、搭乗時間になると、priority laneから、ゲートの奥に姿を消して行きました。
俺も将来こうなんのかなw と妄想を膨らましていると、自分の搭乗時間になり、列に並んで、飛行機に乗りました。
なんか、こう、飛行機に乗るあの瞬間って、ゾクゾクしますよね。ワクワク感が止まらなかったです。
~~~~~~~~~~~~~~
今回はここまでです。
次回は、羽田空港からダラス・フォートワース空港までの旅について、書こうと思います。
お楽しみに!
追記:B787の窓のカーテンの開け方が分からずにテンパってたら、優しいCAさんが教えてくれた。😅
ギャップタームにやった事
どうも、しんです。
大学に来て、もう2ヶ月が経ちました。高校の卒業式が半年前のことなのに、つい最近のように思えてしまう今日この頃です。
というわけで、今回は僕がギャップターム(高校卒業後から秋学期入学までの半年間)をどのように過ごしていたかを紹介しようと思います。
目次
前半:4月〜5月 ニート生活
自宅でゴロゴロしていました。特に何もしていませんでした。19歳、無職、ニートでしたwww
この最初の2ヶ月間は、クズみたいな生活をしていましたwww
せっかくのギャップタームだし何か有効活用しなきゃ、と思ってはいたものの、結局何をすれば良いのかわからずに毎日をただ適当にダラダラと過ごしていました。
起床→朝食→Youtube or Tiktok or ネットサーフィン →昼寝 → 飯 → 就寝
こんな感じの不規則なリズムを繰り返していましたww
たまに読書をしたり、アメリカ入国に向けての手続きを、グダりながらやってましたw
今思えば、まぁ、人生のうちで一番グダっていた時期だったと思います。やろうと思えば、コンビニバイトなり、塾講のバイトなり、新聞配達なり、できたと思いますが、結局何もせずに終わりましたw
が、これはこれで、貴重な経験だったのでは?と思うこともしばしばあります。
というのも、その空白時期がまさに本当の自分を表しているからです。
規則的な生活を維持するには、自分には、何か強制的なものが必要です。
学校だったら、毎朝の登校時間が決まっていて、時間に間に合うように準備をします。多少眠くても、昨日の疲れが残っていても、自分を奮い立たせて身支度をして家を出ます。
登校中、電車の中で勉強したり、友達と会話したりして、その過程で頭が起きてきて、授業モード=集中モードに切り替えられます。
しかし、朝の目標が何もないと、ただひたすらスクリーンの虜になってしまい、気づいたら夕方になっている、なんてことがザラにありました。
強制的に何かをさせる物が無いと自分はすぐに怠けてしまう人間だ、ということがよく理解できた2ヶ月間でした。(ガチガチに固められたら、それはそれで嫌ですが 笑)
後半:6月〜8月 語学学校
なんとなく過ごしていたら、4月、5月とあっという間に過ぎて、気づいたら6月に突入し、流石に焦りました。やば、、って思いました。
そこで僕が目をつけたのは、大学付属の語学学校です。International Office のスタッフにコンタクトを取って、入学のためのアプリケーションを出したのが、学期開始日の2日前でした。
もともと語学学校に行く必要はなかったのですが、何かしたいっていう思いと、英語に対しての若干の不安を取り除きたかったので、語学学校への入学を決めました。
自分のグダグダ生活のせいで、留学生ビザ(F1 Visa)の取得が長びいてしまい、授業開始から2週間ほどはオンラインで自宅から受けていました。授業はアメリカ時間で行われた為、昼夜逆転の生活でした。(もともとのニート生活が昼夜逆転していたこともあって、スムーズな移行←ww ができました。)
7 p.m. 授業開始 (1日の始まり)
0 a.m. お昼(ほぼ夜食のカップ麺w)
4 a.m. 授業終了
~5 a.m. その日の振り返り、朝散歩など
~6 a.m. 朝食、シャワー、ストレッチなど
7a.m. 就寝
≈
1 p.m. 起床
~5 p.m. 宿題+提出
6 p.m. 朝食
7 p.m. 授業開始
昼夜逆転+深夜中スクリーン漬け+大量の宿題 のせいで、かなり体力を消耗しました。
その後、無事に6月末に留学生用ビザを取得でき、アメリカに入国したのは7月の初めでした。さらに、大学に到着したのは、入国日の翌日でした。
7月から8月上旬までは、対面で授業を受けていました。
そして、8月上旬に無事に語学学校を終了し、現在(8月中旬)は秋学期へ向けて調整中です。
終わりに
感想
いかがだったでしょうか。半年間のギャップターム といっても、かなりあっという間でした。時間の使い方にやや困りました。もっと積極的に行動していけばよかった、と若干後悔しています。(特に最初の2ヶ月間はw)
他の海外大生(秋入学勢)はインターンや仕事(←すげぇ)などをしていたようです。
ギャップタームを考えている人へ
グダったところで、良いことなど1つもないです。何かやることを見つけることを勧めます。何でも良いので、何かにチャレンジしてみてください。
次回は、羽田から大学までの長旅について書こうと思います。また語学学校での様子なども書こうと思ってます。
それではまた!
推薦状についての調べ方
どうも。しんです。
この記事を書いている日は、朝から曇りでした。気分がどんよりする日は、ティーでも飲んでゆっくりしたいですね。
今回は推薦状;Letter of Recommendation について、どうやって調べていくのかについて、紹介します。
(米国大学の学部課程入試における推薦状です)
日本で高校生が米国大学入試の情報を集めるのってかなり大変なのですが、推薦状ともなると、困難を極めます。まず、日本語で書かれてある情報誌が少ないです。
ですので、英語で書かれたサイト ←アメリカの高校生や教職員向けに書かれたもの, を頼る必要もあります。
余談ですが、こう言う場面で受験英語がかなり活躍します。むしろ、今まで積み重ねてきた努力を、テスト意外で発揮させることのできる貴重な経験になるはずです。
<本日のラインナップ>
インターネットで調べる その1:日本語
手っ取り早く、取り組み安いです。おそらく、誰もがここからスタートすると思います。留学系ブログや留学エージェントのホームページなどで解説していることが多いです。 参考までにリンクを貼っておきます。
* ↑ 大学院アドミッション用の推薦状についの記事ですが、自分が高校生の頃はかなり参考にしてました。
ひととおり、推薦状について日本語で説明しているサイトのリンクを貼っておきました。他にも様々なブロガーが紹介していたりするので、必ず、ご自身で調べることを推奨します。
また、英文推薦状のテンプレ文章を無料ダウンロードできるサイトもあります。しかし、そのような紋切り方の推薦状が、はたしてアドミッションオフィサーの心を動かせるのか、この点は十分に考慮する必要があります。
書籍で調べる
米国大学アドミッションに関する書籍で調べます。お金を払うことで情報を取得するので、正確性が増します。
ところで、僕は全てインターネットで注文してました。
通販サイトでは、関連書籍がたくさん表示されるので探す手間が省けます。
可能な限り多くの本に触れ、推薦状に関する自分の知識を養うことが大切です。
この3冊は僕が実際に高3のの時に読んだ書籍です。米国大学入試や米国留学に関して網羅してあります。
- アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準 2014/07/31 冷泉彰彦
- アメリカ留学公式ガイドブック 〜大学・大学院留学を成功に導く 日米教育委員会
- アメリカ超一流大学完全入試マニュアル 2016/04/13 プリアチャタジー
- ー英文ー自己PRと推薦状 磨こう!自己アピール力〔三訂版〕 寺澤恵 井上多恵子 共著 税務経理協会 2016/05/01
このブログを書いている際にも、改めて様々な書籍を読みまくりました。
今後、自分が読んで、有益だと思った本も追記して紹介していくつもりです。
インターネットで調べる その2: 英語
日本語で解説しているサイトを一通りみたら、。
そんな時は、アメリカの高校生向けに書かれた、webサイトを参考にするのも一つの手です。
英語が苦手な方は、PC版のchrome を使ってみましょう。サイトのページを丸ごと翻訳できます
また、スポーツの推薦状とかだと、
"Recommendation letter for varsity "
と検索すれば出てきます
俯瞰イメージを把握したい場合は、グーグル画像検索も活用してみましょう
関連サイトのリンクを貼っておきます
professionals.collegeboard.org
大学のHP
例えば、大学のホームページ内で、"Writing Letters of Recommendation " と検索すると、「魅力的な推薦状の書き方!」 とか、「秘策;強力な推薦状をかいてもうらうには」などといった、ページがヒットすることがあります。
しかし残念ながら、ほとんどの大学でそう、と言うわけではないようです。
モチベーション維持の為に検索してみるのも一つの手でしょう。
↑ ハーバードのホームページを漁っていたら、推薦状を書くとはどのようなことなのか、についての記事がありました。
↑ どこの大学だと思いますか?
親切にも、推薦状の例に加え批評まで載っけてます(笑)
現役の時に知ってれば/// 悔しい!💦
↑ パデュー大学! 言わずと知れた名門です。
↑芸術系大学への推薦状はVanderbit University のを参考に
推薦状の執筆者の要件を、大学ごとに個別に調べる
各大学の要件を必ず確認しておくようにしましょう。大学によっては、どの教科の担任の先生からの推薦状が必要か、指定している場合があります。(トップ大学ではほとんどがそのパターンです。)
推薦状について調査を開始した段階では、まだ志望校が決まってないかもしれません。
ですが、先生方に執筆依頼をしに行く際は、大学ごとに推薦状の要件を把握している=志望校が概ね決定している状態 である必要があります。
大学のホームページ内で、
International Undergraduate Admission 又は Undergraduate Admission のページを開き
Application Requirements → Letter of Recommendation
若しくは、
International / Undergraduate Admission のページ内のFAQの欄に詳細について明記してあります。
具体例を見ていきましょう
<ウェズリアン大学>
What are Wesleyan’s requirements for teacher recommendations?
の項に詳細がまとめてあります。
- 2人の先生
- 一人は数学or理科の先生、もう一人は英語(国語)or社会科の先生
- もし可能なら、11年生(高2)か12年生(高3)の時の担当の先生
この3つが条件のようです。
<ダートマスカレッジ>
↑ 余談ですが、ダートマス大学の学部課程アドミッションではpeer recomendation(チームメイトやクラスメイトからの支持声明書)を受け付けているようです。推薦状とはちょっと異なるようですが。ところでこれ、日本人出願者とかは、どうしているのでしょうか。
人に聞く
おそらく、ネットで調べるより、手っ取り早いです。
日本国内なら、ALTティーチャー(推薦状執筆経験の有する)、留学エージェント、翻訳業をされている方、海外トップ大学受験専門塾、海外大学用の奨学金財団の方々が詳しいのではないかと思います。
自分は利用したことがないので、この辺はあまりわかりません。申し訳ないです🙇♂️
< 注意! ALART!>
人に尋ねに行く前に、「自分かどの程度まで情報を把握しているのか」を、しっかりと理解しておくことが大切です。そうでないと、いくら人に質問したところで、ポワーンと自己満で終わってしまいます。また、そのほうが回答する人もアドバイスしやすいのです。
終わりに
いかがでしたか?
特に英語で書かれたサイトでのリサーチは、高度な英語力に加え、かなりの読解力を有します。自分が高校生の頃はかなりきつかったのを覚えてます。最終的には、体力勝負ってところですかね😓
海外大学受験は情報量の少なさが第一の壁ですが、『情報をどのようにして得るのか』の「情報」が極めて少ないように、当時は感じていました。
もちろん、「高校生にもなったらその程度のITリテラシー身につけておけよww」 っていう、大学側からの暗黙のメッセージとも読み取れるかもしれません。
ですが、自分が高校生の頃は、、、
誰か調べ方、おしえてくれーーーーーー!!!!
こんな感じでしたね(笑)
ですので、この記事が少しでも多くの方の役に立つことを願ってます
ではまた!
推薦状: Letter of Recommendation 〜ざっくり解説〜
どうも。しんです。
夏真っ盛りの暑さを感じる今日この頃ですね
米国大学入試において、自分という人間を評価する際に、エッセイの次に重要となってくるのが推薦状です。アドミッションオフィサーは、この推薦状によって、他者視点での出願者本人の素性を知ることができます。
しかし、実際にはこの推薦状、どのようにして準備していくのでしょうか?
今回は 推薦状:Letter of Recommendation の準備について、ざっくりとした流れを紹介していこうと思います。
( 日本の高校に通う高校生が、日本人の先生に推薦状を依頼するケースです。)
<目次>
下調べ: 推薦状についてのリサーチ
まず、推薦状の下調べをします。主にウェブページや本を参考に、米国大学アドミッションにおける推薦状のはたす役割などについて調べます。
自分についての推薦状なので、失敗したくありませんよね。推薦状についてしっかりと把握することが大切です。慣れないうちは時間がかかります。また、受験勉強の時間を圧迫させないためにも、高校1、2年時にきちんと調べておくのがいいと思います。
熟考: 何を書いてもらうかを決める
次に、先生に何を書いてもらうか、を決めます。大体のレイアウトを考え、箇条書きにしましょう。もしくは、文章にしても良いと思います。大人、先生目線での、客観的な視点での自己評価が大切です。
依頼: 推薦状の執筆依頼
次に推薦状の執筆依頼をします。日本文の推薦状の執筆には1ヶ月程の時間がかかります(人にもよりますが)。夏休み明けまでには執筆依頼の旨を伝えておくのが良いでしょう。
またこの時点では、依頼しに伺っても、断られてしまう可能性もあります。日頃からの先生ー生徒間の信頼関係が重要になってきます。人間関係も(少なからず)関わってくるのが、米国大学入試の一つの側面ではないのでしょうか
まとめ:ファイルに閉じる
印刷したwebページと、原稿を一つのファイルにまとめます。格先生の人数分出来上がります。このファイルを依頼した先生に提出します。
「米国大学入試における推薦状の説明と、書いて頂きたい内容をまとめました」と一言いうのがベターです。
打ち合わせ: (二者)面談
推薦状を具体的にどういう方向性で書いてくかについて、先生との面談をします。絶対にしなければいけないというわけではないですが、おそらく求められると思います。そうでなくても、確認のためにはするべきです。
ファイルを渡してあるので、先生も大体のことを事前に把握できます。それに、対面での確認をした方が両者ともに安心できるはずです。
翻訳:日本語→英語
次に日本語で執筆してもらった原稿を英訳します。 英訳する場合は学校の英語の先生、または翻訳業者などに依頼します。
自分でやる!!
という猛者は、、、、、、
素直に第三者に翻訳を依頼しましょう😅
理由は詳細の記事で後述しますが、自分でやらずに、依頼した方が絶対良いです。
ここで注意しなければならないのが、必ず最後にネイティブチェックを通すこと、です。英語圏で、推薦状の執筆経験のあるネイティブに見てもらいましょう。 いくら翻訳者や英語の先生———英語のプロ———でも、米国大学入試における英文推薦状のマナー、書式、スタイル、適切な語彙、段落構成、に関しては知らないことが多いはずです。(紋切り型の推薦状が効果的かと言われたら、そうではないのも事実ですが)
ネイティブの方に、アドミッションオフィサー視点でチェックしてもらうと、より効果的な推薦状が出来上がります。
英訳(リライト、ネイティブチェック含む)には1ヶ月半ぐらいの期間をもたせるのは良いです。
提出
最終的な英文の推薦状が出来上がったら、各先生に署名してもらいます。署名入りの推薦状をスキャンし、PDF化して、オンライン上 (コモンアプリケーション内)で提出します。先生サイドの協力も必要になってきます。また、この行程は初見だと、かなり複雑に思えるので、事前に練習しておくとスムーズです。
- 生徒が自分のアカウントに先生(推薦者)を招待
- 先生が書類を提出
- 先生が提出した書類(推薦状)を、生徒が各大学ごとに配置(アサイン)する
- 提出submitボタンを押す
という流れです
終わりに
いかがだったでしょうか? 今回は、ざっくりとした流れについて紹介しました。これは、実は、自分がたどった行程でもありました。
また、僕は海外大学受験専門塾や予備校、留学エージェントなどには通ってませんでした。その為、推薦状の準備にかなり悪戦苦闘しました😅。
五里霧中の状態が最後まで続き、結局よく分からないまま入試を終えました💦
他にもやり方はたくさんあると思います。ですが、もし周りに頼る人が誰もいない場合は参考にしてみてください。
それぞれの詳細については、また、別の記事で紹介しています。
それではまた!!